【転職】友だちはあてにするな!?科学的に正しい転職の相談相手とは?

探究力

 

この記事はこんな方にオススメ
  • 転職しようか迷っている
  • どんな転職先がいいか選択肢を広げたい
  • 親や仕事仲間のアドバイスばかり求めている

今回は転職する際の相談先を工夫するといいかもよ~というお話です。

 

 

転職の相談は、めったに会わない友だちに!

就職・転職に関して相談するときには親・友だち・現在の仕事仲間などに相談しがちです。しかし実際には親密な友だちに相談するよりも、疎遠になっている友だちに相談するほうが突破口を開きやすいのです。

 

根拠となる研究

マーク・グラノヴェッターが行ったネットワークに関する研究()では、転職を相談するときには親密な友だちよりも疎遠になっている知り合いに相談するほうがいいぜ~という結果が出ています。

研究

専門職、技術職、管理職に転職したボストン近郊在住の数百万人が対象。彼らに現在の仕事につく上で役に立った情報をもたらした人との関係を詳しく質問。

情報を得た時期にその人とあっていた頻度について、

  1. 頻繁:週に2回
  2. ときどき:年に1回以上、週に2回以下
  3. たまに:年に1回以下

という3段階で分け、転職に役立つ情報をもたらした人がどこに当てはまるのかを調べた。その結果、「頻繁」が17%未満・「ときどき」が55%強・「たまに」が27%強であった

 

理由としては、自分とは境遇が異なる人に相談することで意外なアイデアを得ることができるからです

例えば、現在教師として働いている人が親密な人に相談すると、周りも同じ教師であったり教育学部を出た人であったりしますよね。すると思いつく転職先も自分と同じようなものになってしまうのです。(塾講師?家庭教師?)

連絡をとっていなかった高校時代の同級生に相談してみることで、今までの自分の世界とはまったく違った世界を見せてくれるかもしれません。

 

【今日のクエスト】今すぐLINEを開いて「転職考えてるんだけど…」と相談してみよう

さっそくLINEを開いて最近連絡をとっていなかった友だちに転職について相談してみましょう。

とは言っても、「いきなり連絡をとって迷惑しないだろうか?」「仕事で苦労していることを知られるのが恥ずかしい」と言った不安が先走ってしまいますよね。それでも行動に移すべきなのです。

知り合いに相談したって大した打開策は出ない?

自分の境遇も知らない知り合いから大した情報は得られないだろう」と決めつけていませんか?相談する前から何も得られないと決めつけるのは賢くありません。

参考になるとは思えないからこそ、思いもよらない情報が得られるのです。「久しぶり、仕事はどんな感じ?」と聞いてみるだけで、自分がまったく馴染みのない職種についてリアルな声を得ることができます。活用しない手はないでしょう。

 

仕事に困っている自分を知られるのが恥ずかしい?

現在転職に困っているということは今の仕事でうまくいっていなかったり、失業していたりするのかもしれません。「仕事に困っている自分を知り合いに知られるのが恥ずかしい…」と感じてしまう気持ちは分かります。

しかし、人に教えを乞うのは恥ずかしいことではありません。人に頼るのが恥ずかしいなと思ったとき僕は過去の自分を思い浮かべます。

例えば、僕は高校時代に孤立しているのを昔の同級生に知られたくなくて強がりをしていました。しかし今では「自分は高校で友だちづくりに苦戦しているんだよね」と打ち明けたら楽だっただろうになぁと思っています。

皆さんにも「あのときもっと人に頼ってもよかったのかな」と後悔していることがあるかと思います。その時のことを思い浮かべると「未来の自分も同じような後悔をするかもしれないな」と思えてきます。

 

せっかく転職して心機一転するのですから、たくさん情報を集めてからにしてみましょう!

 

【獲得経験値】

✓LINEで昔の知り合い1人に「最近仕事どう?」と送った

 

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