この記事はこんな方にオススメ
- 仕事中に集中力が落ちるとなかなか元に戻すことができない
- 疲れた時にはコーヒーを飲んで何とか頑張っている
今回は、長時間頭を使った後効果的にリフレッシュさせるには運動がいいぜ~いというお話です。
10分間の階段昇降で集中力がブースト!
仕事や勉強で頭が疲れたときには、周りの階段や坂を使って昇降運動するのがおすすめ。
根拠となる研究
実際、ジョージア大学のランドルフとオコナーの研究によると、10分間の階段の上り下りをすることによって集中力が回復したぜ~という結果が示されています。
実験の介入
被験者には、言語能力や認知力を問う長時間の課題を行わせる。課題の合間に休憩を取ってもらうが、その際休憩の取り方を三つのパターンに分けて比較した。
- カフェインを摂取してもらうグループ
- カフェインのプラセボを摂取してもらうグループ(カフェインだと言って飲んでもらうが実際にはカフェインは入っていない)
- 10分間30段の階段を上り下りしてもらうグループ
実験の結果
- その結果、運動を取り入れたグループ3のみ集中力が回復し、眠気が飛んでやる気が高まった
- 作業記憶も高まった
- グループ1・グループ2に関してはやる気が回復する効果はみられなかった
実験の考察
運動をすることによって集中力が回復する理由としては、体を動かすことに集中することで頭をリフレッシュさせることができるからでしょう。
また、実験では階段の上り下りという心拍数が増える運動が採用されています。心拍数を増やすことによって、体の血流を促し脳への血流量もアップさせるのも狙いなのでしょう。
ちなみに、カフェインには 脳を覚醒させ集中力のスイッチを入れる効果はありますが、疲れているときに集中力を回復させる効果はあまりなかったというのは驚きのポイントです。コーヒーなどは飲みすぎると体にとっても害ですから、疲れた時には無理やりカフェインで何とかしようとするのではなく、体を動かす方が合理的というそうです。
【今日のクエスト】10分程度階段の上り下りに挑戦
ステップ1:昇り降りできるポイントを発見しよう
例:
- 自宅の階段
- オフィスの階段
- ビルの非常口への階段
- 学校の屋上に繋がる階段
- その辺にある斜面
- 神社の階段
僕は家が田舎にあって手頃な階段などはないので、その辺の坂を活用しています。↓
オフィスなどでバタバタ走ると迷惑な場合、少し早めぐらいのスピードで階段を登りをするだけで構いません。
ステップ2:行動のトリガーを決めておく
例:
勉強をしていて「疲れたな」と感じたら
→階段昇り降りを実践
25分間インターバルの勉強でノルマをクリアできなかった場合には
→ペナルティーとして階段昇り降りを実践
【獲得経験値】
☑️近くで階段や坂を見つけた
☑️10分間昇降運動をした
コメント