テストの成績の25%を決定づける超重要要因とは?

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この記事はこんな方にオススメ
  • テスト期間中は夜遅くまで勉強することが多い
  • 勉強しているはずなのに成績がなかなか伸びない
  • 効率よく覚えたい

 

今回は、テスト期間中こそ睡眠の質をしっかり確保することが めちゃくちゃ重要だぜ~というお話です。

 

テストの成績は睡眠で25%決まる

テスト勉強のために睡眠を削るのではなく、テスト期間だからこそ規則的に眠るのが重要です。

 

根拠となる研究

実際に、2019 年にマサチューセッツ工科大学で行われた研究によると、学期中の睡眠の質が学期末テストの成績を決めていたぜ~という結果が示されています。

実験の介入

平均年齢18歳の学生88人を対象。1学期中のは睡眠の質を観察する。「Fitbit」というウェアラブルツールをつけてもらい、毎日の睡眠時間・睡眠の質・睡眠スケジュールなどを計測。

実験の結果

学期末に行われるテストの成績と睡眠の内容を比べた結果…

  • 1学期中の睡眠の質が高く就寝時刻や起床時刻が規則的で睡眠時間をしっかり確保している人ほど成績が高かった
  • なお、試験の成績を決める要因のうち25%が睡眠によって決まっていた
実験の考察

テストの成績にとって睡眠がこれほど重要な理由は、集中力や記憶力に関係するからでしょう。

人間は、覚えたことを眠っている間に整理し記憶に定着させます。なので睡眠をとらないとせっかく詰め込んだ知識も水の泡となってしまうのです。

また、慢性的に睡眠が不足すると集中力も落ちますし、自己コントロール能力が低下し誘惑にも負けやすくなります。テスト期間だからいつもよりも遅い時間まで勉強して睡眠を削るという考え方自体は立派ですが、科学的には賢いとは言えないでしょう。

 

【今日のクエスト】インターリービング睡眠で2倍効率化しよう

睡眠を削ってしまうのは効率よく学習できていないからに他なりません。

 

 

そこで、インターリービング睡眠を活用してみましょう。「インターリービング睡眠」とは、勉強して寝てまた勉強する という手法です。

 

 

勉強の間に睡眠を挟み込むことによって、寝ている間に直前に学んだことを定着させ思い出しやすくする効果があります。実際、リヨン大学の研究によると、勉強の合間に睡眠を挟むことによって挟まない時よりも2倍記憶量がアップするということが示されています。

このテクニックを活用することで、睡眠の重要性を体験できるだけでなく学習を効率化することができます。テスト期間中じゃない時から習慣にしてみるといいでしょう。

ステップ1:デジタルデバイス以外の勉強ツールを用意する

寝る前に見ても睡眠の質に影響が出ないように、紙の媒体の勉強ツールを用意。

例:

  • 英単語帳
  • 紙のノート

おすすめはやはり単語帳です。枕元にも置きやすく、やることがシンプルなので疲れている寝る前でも習慣にしやすいでしょう。

ステップ2:行動のトリガーを作ろう

例:

寝る前にトイレに行き、帰ってきて部屋の扉を閉めたら

→単語帳を1ページ見る

ステップ3:寝る前に5分間勉強しよう

ステップ4:朝起きて5分間復習しよう

 

【獲得経験値】

☑️枕元に勉強ツールを置いた

☑️「~したら英単語帳を1ページ見る」というキッカケを決めた

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