記憶量が40%増えた!?「勉強旅」の実践

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この記事はこんな方にオススメ
  • 勉強しようと思っても気分が乗らないことが多い
  • 効率的に記憶したい
  • 飽きっぽい性格でもモチベーションを保てる方法を知りたい

 

今回は、効率的に学習するためには場所を変えながら勉強するといいぜ~というお話です。

 

記憶量が40%増えた場所の効能

1970年代に行われたミシガン州立大学の研究によると、勉強場所を変えるだけでも単語を覚えやすくなったぜ~という結果が示されています。

 

根拠となる研究
実験の介入

被験者に対して4文字からなる単語を40個覚えてもらう。なお、被験者には10分間の勉強時間を2回に分けて与えた。

その際、被験者を二つのグループに分ける

  1. A グループ(Aー1):Aグループの半数には、地下の部屋で10分間学習してもらい 、その後数時間あけて同じ部屋で10分巻学習
  2. A グループ (Aー2):Aグループのもう半数には、窓から庭が見える会議室で10分間学習してもらい、その後数時間空けて同じ部屋で学習
  3. B グループ:地下の部屋で10分間学習、その後数時間開けて庭が見える部屋で10分間学習

その後、それぞれのグループに普通の教室で単語を思い出すテストを受けてもらう。つまり、Aグループの被験者は2回の学習で場所を変えずに、B グループは場所を変えて学習したわけです。

実験の結果
  • Aグループは平均16個単語覚えた
  • Bグループは平均24個単語覚えた
実験の考察:

つまり、場所を変えて学習するだけでも約40%も記憶量が増えたわけです。場所が変わると記憶力もアップする理由は、人間は学習した環境に紐付けて情報を記憶するからだと考えられます。

 

例えば、Bankという英単語を覚える時にも、教室で普通に習った時には先生の声・黒板・うたた寝しているクラスメイト…といった情報と結びつけて脳に記憶されます。他にも…

  • 森の中で勉強すれば、大きな木・風の音・鳥の声…
  • バスの中で勉強すれば、つり革にぶら下がっているサラリーマン・運転手さんの声…

といった知覚情報と結びつけられます。

場所を変えて学習するということはそれだけ記憶を引っ張り出すためのアンカーとなる知覚情報が増えるということです。

 

場所を変えることでやる気もアップする

場所を変えることで記憶に定着しやすくなるだけでなく、勉強に対してのやる気も上がりやすくなります

 

実際、マイアミ大学の研究によるとfMRIも活用した実験では新しい環境に対して脳の報酬系が活性化することが確認されました。

以前、勉強に集中するためには勉強だけに使うスペースを用意せよ!というお話をしました。勉強専用のスペースに活用することによって集中力が高まる理由も新しい環境に対する脳の反応で説明することができます。リビングでくつろいでいた環境から、勉強部屋に入るだけでも 報酬系が活性化し「勉強の時間だ!」とスイッチが入るわけです。

 

もちろん、普段の勉強部屋だけでなく外に出てみたり、カフェで勉強したりなどいろいろ場所を変えてみるといいでしょう。

 

【今日のクエスト】いつもは行かないような環境で学習しよう

ステップ1:暗記アプリ、単語帳といった持ち運びやすいツールを準備する

ステップ2:勉強する場所を見つける

例:

  • バスで移動しながら
  • 森の中で
  • リビングで
  • 風呂に入りながら
  • カフェ
  • コワーキングスペース

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攻略ポイント:「勉強旅」も面白いかも

電車やバスで移動しながら新しい場所を見つけてはその場所で勉強するという「勉強旅」を行ってみてもいいかもしれません。

 

 

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コメント

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