- 朝はとりあえず 楽なルーティンをこなしてしまっている
- 面倒な仕事は1日の後半に後回しにしている
- 「やらないとなぁ」と思い続けてなかなか着手できていない仕事がある
今回は、心理的に負荷が高い仕事は朝一にやるのが有効だぜ~というお話です。
朝イチは 「HPA軸」が強い
少し心構えが必要な仕事や、まったく新しい仕事…などメンタル負荷が高い仕事は朝に取り組むのが効果的です。
というのも、1日の中で人間がストレスに最も強いのは朝の時間帯だからです。ここでいうストレスというのはイライラや不安といったストレスというよりも、 「メンタル的にキツく面倒」という風に認識してください。
実際に、人間のストレス対応に関わる 「HP A 軸」という働きは朝に一番稼働することが分かっています。HP A 軸というのは視床下部・下垂体・副腎の繋がりのことで、体の中での神経内分泌や 自律神経の調整など心理状態に関わる機能を保っています。
ですので、メンタル的に負荷が高い仕事は朝に取り掛かりようにしましょう。
【今日のクエスト】「ボスタスク」を瞬殺しよう
ちょっと面倒だけど挑戦したいこと、やらないといけない仕事を「ボスタスク」と名づけましょう。
ステップ1:ボスタスクをピックアップする
例:
- 興味がある分厚い専門書を読む
- 新しい習慣に挑戦する
- 英検を受けるための申し込みを済ませる
- 最近やっていなかったプログラミングの復習をしないとなぁ
- ワクチン接種の手続きをする
- 見てみぬ振りをしていた部屋の掃除をする
攻略ポイント:ボスタスクは人によって差がある
「メンタル負荷が高い仕事」は「集中力が必要な仕事」とは少し違います。
一般的には簡単な仕事も自分にとっては大仕事なものもあります。例えば、僕にとっては何かの手続きや申し込みをするといった作業が非常に億劫です。
また、「自分は夜型なので集中力が必要な仕事は午後にやりたい」という方もいるでしょう。その場合、集中力が必要な仕事は午後に行って、メンタル負荷が高い仕事は午前にやるという使い分けが良いかと思います。
ステップ2:ピックアップしたボスタスクに着手しよう
例:
- 朝起きたら分厚い本を1ページだけでも読んでみる
- 朝の散歩を5分だけでもしてみる
- ワクチンの申し込みのためのサイトを 開くだけ開いてみる
攻略ポイント:最初の行動は小さく!
メンタル耐性が高く行動力も高まっている朝の時間帯とはいえ、やはり面倒なものは面倒だと感じることでしょう。
そこでまずは、少しでも着手することを意識しましょう。少しでも着手してしまえば、「意外といけるかも!」と感じるようになり、自分にとって「メンタル負荷が高い仕事」という枠から外れれば他の時間帯でも抵抗感なく取り掛かることができるようになるかもしれません。
ステップ3:行動のレシピをつくろう
例:
獲得経験値
☑️午前中の時間を使って、大変な仕事に5分だけ着手した
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以前、科学的に正しい仕事の順番という内容も解説しました。↓
この記事では、ウォーミングアップがてら簡単な作業をして達成感を高める→難しい作業に着手する→疲れてきたら好きな仕事をして英気を養う…という仕事の流れを推奨しています。この内容と今回の内容を組み合わせて活用するとするなら、
- 5分から10分程度簡単な雑用を終わらせる
- 一番難しい仕事に取り組む
- 疲れてきたら自分が好きな作業する
…といった流れを作るといいかもしれません。朝一とは言っても1番最初から取り書かなければならないというわけではなく、朝の調子がいい時間帯に メンタル服が高い仕事に着手すれば合理的と言えるでしょう。
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