- 自分に自信がない
- 自分と他人を比べてしまって落ち込む
今回は、何か1つでも得意なことを持っておくと自信がアップするぜ~というお話です。
1つの分野で自信を持つことが全体的な自信につながる
「自分には何もいいところがない」と自信を失ってしまったときには、「1つでもいいからみんなよりできるようになろう」と考えてみましょう。
実際、イリノイ大学のジュリー・ウェイトラフらの研究によると、護身術を学ぶことによって他の分野でも自信を持てるようになったという結果が示されています。
介入
80名の女子大学生に、毎週2時間6週間にわたってレイプから身を守るための護身術プログラムを実践してもらう。内容としては、大声で叫ぶといった言葉による抵抗や、合気道や空手などの身体的な護身を学んだ。
結果
護身術を身につけた自信は全般的な自信に繋がった
考察
理由としては、2つ考えられます。
1つは、身体的に強くなることで心も強くなったという点です。先史時代の人間にとっては身体的な強さ=個体としての強さとなっていました。そして、人間の脳や体は、人間が登場してから現代までほとんど変わっていないとも言われてます。ですので、格闘技を学んだり、筋トレをしたり、体力をつけたり…などして身体的に強くなれば、メンタルの自信にも結びつきやすいのです。
もう一つは、「自分には一つ得意なことがあるのだ」という自信が他のジャンルにもつながるという点です。この点から言えば、別に筋トレや護身術でなくてもよさそうです。「このスポーツでなら誰にも負けない」「このジャンルは誰よりも詳しい」といった特技を持ってみましょう。
【今日のクエスト】30人のなかで一番になれそうなものを見つけよう
いきなり誰にも負けない特技を身につけるのは難しいでしょう。まずは、クラスに30人いるとしたら、「30人ぐらいの規模の中では負けないぞ」という分野を作ってみるといいでしょう。
ステップ1:自分ができるようになりたいジャンルを1つピックアップする
例:
- 身体的に体を鍛えて自信を持つため、HIITに取り組む
- バドミントンを上達させるために、クラブ活動で鍛える
- 恐竜の知識でナンバーワンになろう
- パソコンのことなら1番になれるように詳しくなろう
このときのおすすめとしては、成果が目に見えやすいものです。例えば、「筋トレをして体を鍛える」「勉強して資格をとる」といったものがよさそうですね。
逆に、食事の改善やダイエットといったものは原因が色々と入り組んでいるので努力した分が必ずしも成果に結びつくとは限りません。評価のためだけに努力をするわけではありませんが、まずは目に見えて分かりやすいものをチョイスしてみるのも得策です。
ステップ2:行動を起こす
例:
- 今日から庭でHIITを始める
- 地域のサークルに参加する
- 学ぶための入門書を買ってみる
【獲得経験値】
コメント