「クールな人」はモテるのかモテないのか議論

陰キャのためのメンタルアップコース

女子からモテるのに明るさはいらない

男性は女性にモテるためにはヘラヘラとした笑顔を浮かべよりも自信を持った顔をしている方がいいです。

対して、女性が男性にモテたければ自信満々の顔をしているよりも笑顔を見せた方がいいです。

 

ブリティッシュコロンビア大学の実験を見てみましょう。

  1. 様々な表情をしている顔写真を1000人以上の被験者に見せる実験
  2. 顔写真は笑顔の写真・自信に満ちた写真・普通の写真・恥ずかしそうな写真の4パターンを用意。
  3. それぞれの表情に対して、「どのぐらい性的な魅力を感じるか」を十点満点で評価してもらった
  4. 結果、女性は男性の自信に満ちた表情好み、笑顔の表情に魅力を感じない傾向が見られた
  5. 対して男性は女性の自信に満ちた表情に魅力を感じず、笑顔の表情を好む傾向があった

理由としては、女性からすると、男性の自信に満ちた顔は権力や有能さを示すものだからです。対して男性の笑顔の顔というのは女性からすると、「傷つきやすい」「弱い」といったイメージを抱きやすいと言います。

 

「感情は表に出した方がいい」という研究も

実際には自分の感じた感情は表に出す方が好印象だと示唆する実験があります。

 

オレゴン大学で行われた調査です。

  • 実験の協力者として4人の学生を集め、2人ずつに分ける。笑える娯楽作品と泣ける感動作品を視聴してもらい、その表情をカメラに収める
  • 一方の2人には「感情を表に出してください」と伝える
  • もう一方の2人には「感情を表に出さないでください」と伝える
  • 150人の学生にそれぞれのグループの印象を訪ねたところ、表情に出さない方のグループは「自分とは合わない」「社交的ではなさそう」「不安そうに見える」などの低評価が集まった

 

まぁ、つまらなそうにしている人よりも、楽しそうにしている人の方が好かれるというのは、世間一般の常識ですが、実験でもやはりそうみたいですね。

 

ただ、実験の注意点としては協力者が4人とかなり少ないところです。たまたま「その2人が自分のタイプだった」とか、「憎たらしい顔をしていた」とかで好感度が左右されてしまうので、純粋に表情だけで好感度が決まることを証明できていないような気もします。

この実験の内容を信じるかどうかはお任せします。まぁ自分の性格を偽ることが健康に良くない↓のは確実ですから、変に猫をかぶっておとなしくしたりする必要はないんじゃないでしょうか。

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まとめ.「クール」と「スカしている」は別物

一見相反する研究をまとめてみましょう。

基本的には笑顔を増やすよりもクールに振る舞う戦略の方がよさそうです。

 

ただし「面白いときにはめいっぱい笑う」「感動したときには涙を流す」「緊張するときは弱音を吐く」など、スカさずに生きてみるのもいい気がします。

素直な感情をチラリと見せることによって、いわゆるギャップ萌えみたいな現象を起こすのではないでしょうか。(ギャップ萌えを計算ずくで生じさせるのは姑息な感じがしますが。)

 

一番ダメなのは好かれようとして、ヘラヘラ振る舞ってしまうパターン。結局は素の自分を受け入れて、フラットに振る舞うのがよさそうです。

 

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