睡眠を挟めばアイデアが出る!

探究力
この記事はこんな方にオススメ
  • デザインのアイデアを考えたい
  • 難しい謎解きや数学の問題を解きたい
  • アイデアのネタを色々と探すのはいいがそれを活かしたアイデアにたどり着かない
  • スキマ時間を有効に使ってアイデアを練る方法が知りたい

 

今回は、眠る前と起きた時にそれぞれアイデアを考えると閃きやすくなるぜ~というお話です。

 

眠る前と眠った後に考えるとひらめきやすくなる

眠る前と起きたときに同じアイデアを考えるルーティンを組むとひらめきを得やすくなります。具体的には、

  1. 睡眠をとる前に、「これ以上はアイデアが出せない!」と思えるまで頭を捻る
  2. 眠る
  3. 起き抜けにもう一度アイデアを出す

…というステップで実践するといいでしょう。

なぜなら、睡眠には頭の中を整理する効果や記憶を定着させる効果があるからです。

 

「ひらめき」というのは、一見無関係な情報を結びつけ洞察を得ることです。例えば、シャーロックホームズやテレビドラマの刑事は、それまでに集めた情報やデータの断片が頭の中を駆け巡り、突然犯人が頭の中に浮かび上がるといった演出がなされます。このようなひらめきは、ドラマの中やロンドンのベーカー街221Bの中だけで起こることではありません。

根拠となる研究

実際に、ハーバード大学医学大学院の研究によると、眠った後に考えると洞察を得やすくなったという結果が出ています。

Human relational memory requires time and sleep - PubMed
Relational memory, the flexible ability to generalize across existing stores of information, is a fundamental property of human cognition. Little is known, howe...
介入

被験者に解法が複雑な数学の問題の練習とテストをさせた。その際、解き方の練習の後の20分後・12時間後・24時間後にテストを受ける3つのグループに分ける。

さらに12時間後のグループは以下のグループに分けてテストの出来を比較した。

  1. 朝に練習して夜にテストを受けるグループ(対照群)
  2. 夜に練習して、睡眠をとってから朝にテストを受けるグループ(介入群)
結果

成績の向上が大きかったのは、夜に練習して寝て朝テストしたグループ2だった

考察

理由としては、睡眠の中で頭が整理され解法の洞察を得られたからだと考えられます。

 

【今日のクエスト】Mindlyを使ってアイデアを何度も練ろう

まずは、全体の流れを確認しておきましょう。

  1. Mindlyのアプリをインストール
  2. 考えるテーマとなる「問い」を設定する
  3. アプリ内にマークをつけて、すぐに検索できるようにする
  4. 暇さえあればアイデアを練る
  5. 寝る前にアイデアを寝る
  6. 起きてアイデアを寝る

 

ステップ1:Mindlyのアプリを設定する

今回はデジタルツールを使ってアイデアを練っていきましょう。シンプルに使えてフレキシブルな「Mindly」というアプリがおすすめ。↓

Mindly (mind mapping) - Apps on Google Play
Mindly helps to organize your inner universe.
‎Mindly (マインドマッピング)
‎Mindlyはあなたの内なる宇宙を整理するのに役立ちます。考えを組み立てたり、アイデアをとらえたり、スピーチを練ったり、ノートをとったり。すべてあなた次第。宇宙はあなたのものです。 次の事にお試しください: •考えの整理 •アイデアの蓄積 •ブレインストーミング •プロジェクトの計画 •スピーチの準備 •会議の準備 ...

 

ステップ2:頭が冴えている時間帯に問いを設定しよう

効果的に眠っている間のひらめきを発揮するためには、考えるテーマについての「問い」をしっかりと設定することが重要です。考えるテーマは何でも構いません。

例:

  • 神経質なキャラクターを表現するデザイン案は?
  • 1日の成果を分かりやすくするならどんな道具を使えばいいか?
  • 定時で退社するにはどんな言い訳をすればいいだろうか?

 

攻略ポイント:「問い」は一言で答えられるものを設定する

例えば、「今よりも早く退社し残業時間を減らすには?」といった抽象的な問いではなく、「定時で退社するにはどんな言い訳をすればいいだろうか?」といった具体的な問いを設定しましょう。

目安としては、「一言で答えられる問い」を目指して問いを設定しましょう。

 

ステップ3:メモアプリに二重丸のマークをつけておく

問いを設定したら、Mindly内に書き込んでいきます。

 

↑Mindly内をすぐに検索できるように、サインをつけておくといいでしょう。今回は、Mindly内に「◎」というマークをつけます。「まる」と打ち込んで変換するか、スマホのキーボードで「記号」という箇所を開けば、入力できます。

 

↑Mindlyのアプリ内の検索窓で、「◎」と検索すれば、このように◎が含まれるノートの一覧が表示されます。

 

↑ノートを選んで開くと、「◎」が含まれる枝は色がついて表示されるのですぐに取り出すことができます。

 

ステップ4:暇な時があったらMindlyで◎を検索する

暇さえあればアイデアを出しましょう。「もう考え尽くした!アイデアはもう出なさそうだ」と思っても時間を置いて支点が切り替われば意外とアイデアが出てきたりするものです。

「暇だな」と思ってスマホを触ったら

→Mindlyで「◎」と検索して、アイデアを1つ考えて加筆する

 

ステップ5:夜にもう1つアイデアを出す

さて、やっとここからが今回の本題です。アイデアの問いを設定し、時間や場所を変えて再考を繰り返せば、睡眠中に処理される情報としてだいぶ優先度が上がっていると思います。ダメ押しと言わんばかりに、夜にもう一度見直し、苦し紛れのアイデアをもう一つほど出しましょう。

ステップ5:眠る

「睡眠中に脳みそが勝手に解決してくれる」と信じて、何も考えずに眠ります

 

ステップ6:朝起きたら同じテーマを検索して3つアイデアを出す

最後に朝にアイデアを出しましょう。クリアな頭で考えると面白いアイデアが浮かぶ可能性が高いです。

【獲得経験値】

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