- 思春期に入ってからニキビができるようになった
- ニキビの原因になる食事はどんなものがあるの?
- チョコレートを食べるとニキビになるってホント?
今回は、砂糖を食べるとニキビができてしまうぜ~というお話です。
精製炭水化物がニキビの原因!?
砂糖や白米など糖質だけを取り出したものを精製された炭水化物と言います
炭水化物の摂りすぎはは肥満や糖尿病のリスクを高めてしまうのは周知の事実です。加えて、思春期の悩みであるニキビの原因にもなってしまうそうです。
2002年のコロラド州立大学の研究によると、現代型の食事とニキビが関連していると示されています
観察
加工食品があまり浸透していない2つの地域(パプアニューギニアのキタバン島民1200人とパラグアイのアチェ族115人)に出向いて調査。食事と皮膚の関係が調べられた。
- 先住民が食べていたものは魚・野菜・果物・ココナッツ・根菜といったシンプルなもので、高度な炭水化物とは無縁の食生活をしていた
- 若者を含めてニキビが誰にも見られなかった
考察
つまり、砂糖や加工食品に含まれる高度に精製された炭水化物がニキビを発生させる可能性が示されたのです。
また、狩猟採集民の人たちには若者にもニキビが見られなかったので、「若いからニキビができるのはしょうがない」というわけではないみたいです。確かに思春期に入ると皮脂の分泌量が増えてニキビができやすくなる点は否めません。
しかし、根本の原因は現代型の食事による精製された炭水化物や砂糖の過剰な摂取と言えるのです。
また、「チョコレートを食べるとニキビができやすい」という噂を聞いたこともあるでしょう。チョコレートには砂糖が含まれているので、話としては間違いではないでしょう。ただし、チョコレートだけでなく、クッキーや菓子パンなどの砂糖菓子もニキビの原因になると言えます。
理由としては、砂糖や精製された炭水化物を摂ることで血糖値を急激に上げてしまうからです。血糖値が上がると血糖値を調節するインスリンが放出されます。過剰なインスリンが放出されると男性ホルモンが刺激され皮脂がたくさん作られてしまうのです。
【今日のクエスト】砂糖を減らす食事を実践しよう
なお、砂糖を急激に減らすと反動でより食べたくなってしまうので注意が必要です。まずは少しずつ減らすことを試みましょう。
以下のステップ1~3をそれぞれ2週間ずつ実践して減糖の食事に体を慣らしていくのがいいでしょう。
ステップ1:砂糖入り飲料を減らそう
まず減らしやすいのは砂糖入りの飲料でしょう。
例:
- コーラなどの清涼飲料水の代わりに炭酸水
- カフェオレやココアの代わりにブラックコーヒー
- 甘い紅茶の代わりにストレートの紅茶や緑茶
…といったように代わりの飲料に置き換えてみましょう。
ステップ2:料理に使う砂糖を半分にしよう
日本食は砂糖をちょいちょい使っています。代わりに地中海式食事を意識し、砂糖を使わなくて済む料理をチョイスするのもいいでしょう。
例:
- 甘い煮物などの代わりにアヒージョ
- 砂糖を使う和えものの代わりにオリーブオイルをベースにしたドレッシングのサラダ
基本の洋風ドレッシング
和風ドレッシング
↑地中海式食事を実践できるドレッシングやサラダなどのレシピです。
ステップ3:間食でお菓子をやめよう
例:
- チョコレート・クッキー・菓子パンなどを間食の代わりに→にぼし・ミックスナッツ・レーズンなどのドライフルーツ…など加工が最低限のもの
ドライフルーツやシリアルなどを買うときにも食品表示を確認して砂糖が入っていないかチェックしましょう。
【獲得経験値】
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