この記事はこんな方にオススメ
- 運動を続けてもなかなか体重が減らない
- 病気を予防するには本格的な運動をしないといけない気がしてハードルを高く感じる
今回は運動によって糖尿病を予防できるぜ~というお話です。
1回30分週3回のウォーキングでインスリン感受性が改善
生活習慣病予防のために運動をされている人も多いでしょう。しかし、運動を取り入れても体重が落ちないことから、「本当に効果が出ているのだろうか?」と不安になってしまいますよね。
ご安心ください。実は体重が減らなかったとしても、きちんと運動による健康効果は出ているのです。
根拠となる研究
2003年のフロリダ大学の研究によると、たとえ体重が減らなかったとしても運動することでインスリン感受性が高まると示されています。
Exercise training, without weight loss, increases insulin sensitivity and postheparin plasma lipase activity in previously sedentary adults - PubMed
Exercise, without weight loss, increases S(I) and PHPL activity in previously sedentary adults, without changing K(2) or fasting lipid levels. Furthermore, incr...
考察
理由としては、運動をすることで体重が減らなかったとしても脂肪組織が減少しているからです。脂肪組織は炎症性ホルモンを分泌することで、ブドウ糖の代謝を妨げてしまうのです。ですので、脂肪組織を減らすことによって血糖値を安定させることができるのです。
なお、この研究では普段座りがちな人が週に3回ぐらいの頻度で30分ウォーキングをすると効果があるとされています。ですので、減量につながらないとしてもウォーキングから始めてみるといいでしょう。
【今日のクエスト】スキマ時間を使って1日30分の運動を目指そう
戦略1:朝のウォーキングを実践する
30分まとまった時間がとれないとしても、歩いて移動する時間を増やすことで、1日30分を達成するのがいいでしょう。
例:
- 朝通勤するときに駅から職場まで15分歩く
- 帰りに15分歩く
1日20分の運動習慣が暴飲暴食をチャラにする!?
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↑スキマ時間の運動時間を記録する方法について解説しています。
戦略2:ルームランナー+スタンディングデスクで仕事しながら運動
「忙しくて1日30分はハードルが高い」という人は、仕事しながら運動を実践してみるといいでしょう。
【実践】テレワークの運動不足を解消する最強ツール「トレッドミル」の選び方&おすすめ商品
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↑家庭用ルームランナーの選び方や知的生産環境の作り方はこちらで解説。
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