糖尿病リスクが44%上昇する生活習慣とは?

ヘルスポイント

睡眠を6時間未満に削ると糖尿病リスクが44%上昇!

睡眠不足は糖尿病の症状を進行させてしまうので注意が必要です。

 

根拠となる研究

2017年に成均館大学で行われた研究では、睡眠不足だと糖尿病の発症リスクが高くなるということが指摘されています。

Sleep duration and progression to diabetes in people with prediabetes defined by HbA1c concentration - PubMed
In this large study in young and middle-aged adults with prediabetes, we found an association between short sleep duration and the risk of progression to diabet...
観察
  • 約1万8000人の成人を追跡調査した結果、1日の睡眠時間が6時間未満だと糖尿病予備群の人が本格的に糖尿病にかかるリスクが44%上昇
  • 5時間未満ではリスクが68%上昇
考察

理由としては、炎症レベルの上昇が起きるからです。睡眠不足の状態だと、体内の炎症が促進されて糖尿病もつながるのではないかというわけです。

 

 

また、糖尿病にかかると認知症にかかるリスクもアップします。実際に、2型糖尿病の人は血糖値が正常な人と比べて認知機能の低下が起こるリスクが極めて高いのです。なぜなら、体内のインスリン代謝が損なわれてしまうと、神経細胞がインスリンを適切に利用することができなくなるからです。そうして神経細胞がうまく働けなくなると認知機能が低下します。

 

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