
世間ではAIに対しての風当たりが強いね~。ボクは生成AIもツールとして使いこなしていくべきだと思うんだ!

さすが、新しいもの好きのピカリアですね。生成AIを使えば創作がラクになることは確かですからね。

でも、AIの手を借りると「何だAIか」って思われちゃって、なかなか評価されないんだよ…。

では、なぜAI作品は低く評価されてしまうのか考えてみましょうか。ちょっと残酷な研究結果も出ています。
「人間作です」といえばAI作品でも評価が上がった…。
内容
- 「人間制作」というラベルを貼り付けた絵画
- 「AI制作」というラベルを貼り付けた絵画
結果
- 「人間制作」とラベルされた作品は、すべての評価項目において「AI制作」のラベルよりも高く評価された。
- さらに、なぜ「人間制作」とされるだけで評価が変わるのかを探ったところ、「物語性」と「努力の印象」が、好きかどうかや美しさ といった評価に影響を与えていた。
- つまり、ストーリー性や努力を感じられる作品は、人間制作ラベルの場合、より「好き」「美しい」と評価された。
- 逆に、ストーリー性 や努力が感じられる作品でも、AI制作ラベルの場合、「好き」「美しい」を特に低く評価した。
- また、被験者の中でもAIに否定的な人は「AI作」というラベルを見ただけで、その作品について「深み」や「価値」の面で低めに見積もりやすかった。

AI作品を「人原作です」って嘘ついて被験者に評価させたわけだね。残酷な研究するねぇー!

パンドラの箱を開けてしまった研究ですね。ですが、誠実に向き合わなければいけません。なぜ「人間が作った」という事実が大事なのか考えていきましょう。
考察

確かに!絵画を鑑賞するときにも、その作者がどういう時代を生きていてどういう人だったのかを知ることで深みが増すよね!

AIに人生はありませんから、どのような思想でその作品を描いたのかといったことが想像できず、作品を薄っぺらく感じてしまうのかもしれません。
「AIによって制作」を表示するマナー

だったら、そもそも「AIで創りました」って言わなければいいんじゃない?

マナーとしてはあまりよくないかもしれませんね。チェックしてみましょう。
- YouTubeでは、生成AIを使った動画のうち、誤解を招きやすいリアルな映像には「AI生成」のラベルを導入。台本やアイデア、字幕の自動生成などの単なる補助には、開示義務は求められない場合もあります。
- Itch.io(ゲーム配信プラットフォーム)では、すべての作品に対して「AI生成かどうか」を明示するルールが存在。虚偽申告があった場合、インデックスから除外されるなどのペナルティがあります。
- Kindle Direct Publishing(KDP)では、文章・画像・翻訳などがAIで生成された場合は申告必須。一方、「AIを補助的に使った」場合は申告不要とされています。

そっか…。じゃあどうしたらAIを使いつつ、評価を下げずに済むのかな?

AIによって作品を完成させるのではなく、AIを創作の補助ツールとして使うのがいいでしょう。
【クエスト】AIを補助ツールとして活用しながら創作に挑戦してみよう!
ステップ0:補助的にAIを使う戦略を構想してみよう
研究でネガティブに作用したパターン
- AIが完成させた作品を「これはすごく努力したんですよ」と人間の努力に結び付けようとするケース。
- 読み手からすると「いや、それAIがやったんでしょ?」と感じ、評価が下がりやすい。
AIによる低評価を緩和できそうなパターン
- 企画・コンセプト・デザインなどの「核となる創造的判断」は人間が担っているケース。
- 人間制作寄りに感じられる余地がある
- キャラクターは自分でデザイン(=人間制作)
- デザインを下にAIで装飾品や髪型などのアイデアを出した(=補助ツールとしてAI)
- アイデアを元にラフや実際のイラストを制作(=人間制作)
- 描いたイラストをAIに学習させ、AIにポーズや構図を増やしてもらった(=補助ツールとしてAI)」
ステップ1:まずはアイデアのコンセプトを考えてみよう
作品を通して「何を表現したいのか」「どんなテーマやメッセージを伝えたいのか」を考えましょう。これは人間の創作者にしかできない部分であり、評価において重要視されやすいです。また、後でAIによるアイデア出しをした時に取捨選択する基準にもなります。
例:
- イラスト → 「孤独と希望の対比を描きたい」
- 小説 → 「AI社会で人間らしさを取り戻す物語を書きたい」
- プログラミング → 「初心者でも直感的に操作できる学習アプリを作りたい」
ステップ2:AIを補助ツールとして利用し、アイデアのパーツを集めよう
最初のキッカケのアイデアが自分のものであれば、AIでアイデアを広げることは問題ありません。例えば、AIを用いてキャラクターのデザイン詳細や、ストーリーのプロット、アプリの機能などのアイデアを出してもらいましょう。
例:
- イラスト → 自分のラフをもとにAIで衣装や髪型、ポーズなどを画像生成し、アイデアを広げる
- 小説 → 会話文の言い回しや情景描写の候補をAIに出してもらう、プロットのアイデアを考えてもらう
- プログラミング → コード補完やエラー修正のサポートにAIを活用、エラーの解決や行き詰まったときの質問に活用
ステップ3:AI出力を「取捨選択・編集」して仕上げる
AIの成果を「完成品」とせず、自分の判断で磨き直しましょう。最終編集権を人間が握ることで統一感や一貫性が生まれます。人間制作寄りに見える大事なポイント。
例:
- イラスト → AIが出したパーツや構図を参考に、ラフとイラストの制作は自分で行う(例:AIが出した複数のデザインのうち、いいところを合体させる。瞳の描き方を自分好みに描いてキャラクター間で統一感をもたせる)
- 小説 → AIが出したプロットを自分で検討し、追加して整理する。AIが出した文章を削ったり言葉を変えたりして統一感を持たせる(例:設定したキャラが言いそうにないセリフや言い回しを修正する)
- プログラミング → AIが生成したコードをそのままコピペするのではなく、意味を理解しながら自分で書く。その際に独自の最適化や機能追加を行う
まとめ

ビビッと閃いた!!将来的にさ、「このコンテンツはAIではなく人間制作です」みたいな署名を作る技術ができたらいいよね!

面白いですね。その署名があれば人間が創ったことが伝わり、受け手も人間の創作物だと安心して見ることができますしね。
どちらにせよ、人間制作であること自体が評価を高めるなら、人間制作の意義はまだ残っていると言えますね。

なんだかいいこと言っている風だけど、結構虚しいこと言ってない?

そ、そこはポジティブに捉えましょう…。逆に自分の力で創作物を作れる人はそれだけで評価が上がるかもしれないのですから。

おー!!確かに。生成AIがどんどん普及して、創作にAIを使うのが当たり前になれば、「全部自分で作りました。オーガニック創作物です」っていうのが超貴重になるね!

オーガニック創作物…。

オーガニッククリエイターに、ボクはなる!!

AIを使いこなしたいんじゃなかったんですか…。

コメント