- 最初は集中していても徐々に疲れが出てしまう
- メリハリを付けて勉強や仕事に取り組むようにしたい
- ポモドーロテクニックなどを使って既に 学習中にタイマーを設定する習慣がついている
今回は「意思力」アップ!ラストスパートを意識することによって集中力を復活させることができるぜ~というお話です。
残り時間を見ると意欲を司る側坐核が活性化
集中力が切れた時には、残り時間を意識することによって気持ちを立て直すことができます。
例えば、「40分間勉強しなければならない」という状況において、集中力が切れてきたときに「あと10分!」と誰かが知らせてくれたら ラストスパートをかけられるような気がしますよね。
ですので、勉強中にはタイマーを設定するだけでなく、「あと何分?」と時間を確認できるように机の前にタイマーを置いておくといいですね。
理化学研究所の水野敬らが行った研究によると、残り時間を伝えることによって側坐核の活性化が見られたぜ~ということが分かっています。
実験の介入
19歳から37歳の男女17人に、パソコンに表示される数字を使った記憶力を確かめる課題を45分間行わせる。課題の最中には適宜、被験者たちに残り時間を知らせる。その際、被験者たちの脳の活動を fMRIによって観察する
実験の結果
その結果、残り時間が知らされた時には脳の側坐核(※)が活性化し、眼窩前頭野の働きが弱くなった
※側坐核:やる気を司る脳の領域
※眼窩前頭野:疲労感を感じる部分
実験の考察
つまり、残り時間が示されることによってやる気が湧いてきて、疲れが一時的に飛ぶということですね。
【今日のクエスト】置くだけ!すぐに見ることができる位置にタイマーを設置しよう
ステップ1:タイマーをゲットしよう
僕が愛用しているのは簡単にインターバルを組むことができるタイマーです。
スマホで使いたいならこちらのアプリ↓
このアプリは全画面にどどんと表示してくれるので、時間を確認しやすいかと思います。こんな感じ↓
↓ポモドーロという名前で勉強用のタイマーを作っています。
ステップ2:タイマーで管理する習慣を作ろう
勉強中はダラダラするのではなく、「30分やるぞ!」などと決めてタイマーを設定することをお勧めします。先程のインターバルタイマーをインストールして、タイマーを設定しましょう。設定の手順は動画で解説します。↓
ステップ3:タイマーを見える位置に設置しよう
僕はタイマーをいつも机の柱にペタっとくっつけていましたが、机の見える位置に移動させてみることに。これで集中力が切れた時には残り時間をすぐに確認することができます。↓
【獲得経験値】
☑️タイマーをインストールした
☑️タイマーを設定した
☑️タイマーを見える位置に配置した
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