死亡率3倍・認知症のリスク1.4倍になるヤバヤバな習慣とは?

陰キャのためのメンタルアップコース
この記事はこんな方にオススメ
  • 人に対してイライラしてしまうことが多い
  • 人に「当たりが強いね」と言われる
  • 平穏な心を保ちたい

今回は批判的な人は早死にするぜ~というお話です。

 

批判的な人は死亡リスクが3倍!?

「憎まれっ子世にはばかる」と言った言葉がありますが、科学の世界ではむしろ逆のようです。他人から嫌われる人は早死にすることが示されています。

 

根拠となる研究

例えば、東フィンランド大学の研究によると、他人に対して批判的な態度を示す人ほど死亡率や認知症にかかるリスクが高いぜ~という結果が示されています。

実験の介入

フィンランドに住む65歳から79歳の高齢者を対象に、批判的な態度と病気の関連性を調べた。被験者にはシニカル度(※)を測る質問に答えてもらった。

※シニカル度:批判的で人を信用しない度合い。「多くの人が出世のために嘘をつくと思う」「人を信頼しない方が安全だ」といった質問項目にどれだけ同意できるかでシニカル度が測られる

実験の結果
  • 結果、シニカル度が高い人ほど血圧や血糖値が高い傾向が見られた
  • シニカル度が高い人は低い人と比べて、死亡率は3倍高く認知症にかかるリスクは1.4倍高かった
実験の考察

批判的な人ほど病気にかかりやすい理由は慢性的なストレスが原因だと考えられます。常に人に対してイライラしていると、体内でストレスホルモンである「コルチゾール」というのが増えます。コルチゾールは、血糖値を調整する「インスリン」という物質の働きを抑える効果があります。 慢性的にコルチゾールが増え続けるとインスリンの働きはバランスを失い、血糖値が不安定になりやすいのです。

 

といったように、ストレスは身体の健康状態と大きく関わります。常にイライラして周りから疎まれる人が早死にするのは当たり前と言えるでしょう。

すれ違う人の幸せを祈ろう「慈経行」

批判的な態度を改めるために、他人の幸せを祈る習慣をつけましょう。

と言っても、胡散臭さしか感じないと思いますが他の人の幸せを祈るのは初期仏教でも修行として用いられた「慈経行(じきんひん)」というテクニックに当たります。

 

慈経行は非常にシンプル。歩いている時にすれ違う人に対して、「この人に幸せが訪れますように」「健やかに生きられますように」と心の中でつぶやくだけです。

 

根拠となる研究

決してスピリチュアルな世界だけの手法ではなく、科学的にも効果が認められています。

アイオワ州立大学の研究によると、被験者496名に対して、大学の中ですれ違う人に対して慈経行を12分間行ったところ、不安のレベルが低下し気持ちの落ち着きが現れたという結果が出ています。

Just a moment...

1日10分の目安で慈経行を行うことで心を落ち着けられ、人に批判的な態度を示す癖を改善することもできそうです。

 

【今日のクエスト】慈経行を行おう

ステップ1:人とすれ違う散歩コースを決めよう

コンビニやスーパーに行くときのコース、通勤するときのコース…などを活用しましょう。

ステップ2:すれ違う人に対して幸せを祈ろう

攻略ポイント:退屈で面白くないな~

「すれ違う人に対して幸せを願う」というワークが「退屈そうで面白くない」という人に対してちょっとしたオプションを付けてみたいと思います。

 

スナップジャッジメントを合わせて実践することです。

 

 

 

スナップジャッジメントとは、人間に備わった直観を活かして相手の性格や心理を一瞬で見抜く手法のことです。実際に、人間の脳は初めて見る人であっても、直観だけである程度見抜くことができるということが分かっています。

すれ違う人をしっかりと観察し、直観でどんな人なのかを想像してみましょう。

  • この人の顔はパッチリした優しい目をしていて人から好かれそうだな。今後もこの人に楽しい人間関係が訪れますように。
  • この人は威圧的なオーラで怒りっぽいようなイメージがするな。周りの人がこの人のいいところを見出してくれますように。
  • この人はなんとなく尻軽そうな人だな。 この人の浮気が見つからず平穏に暮らせますように。

…といったように、スナップジャッジメントと慈経行を合わせて実践すれば、多少ゲーム性が出て面白くなるかと思います。

【獲得経験値】

☑️道行く人をしっかりと観察した

☑️その人の人生を想像し、幸せを祈った

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。