- お腹がいっぱいなはずなのに甘いものを見たら食べたくなってしまう
- きちんと食事をしてもお菓子を食べてしまう
- スイーツやお菓子などをやめられない
今回は、タンパク質が嗜好性の食欲を抑えてくれるぜ~というお話です。
タンパク質の朝ごはんが嗜好性の食欲を止める!
お腹が減っているから食べるのではなく、美味しいものを食べること自体が目的になっているのが嗜好性の食欲です。言ってしまえば、脳が快楽を覚えたいがために食欲を感じていると言えます。
もちろん、たまにお菓子をつまむだけなら問題はありません。しかし、甘いものを食べないとイライラするといった症状が出始めているのなら、砂糖中毒や脂質中毒も疑われます。
そんな嗜好性の食欲を防ぐためには、卵や豆腐、魚といったタンパク質をしっかり食べることが重要です。
2011年に発表されたカンザス大学医療センターの研究によると、タンパク質の摂取によって嗜好性の食欲を抑えることができるという結果が出ています。
実験では、脳をスキャンするMRIを使用したところ、朝食に高タンパク質食を食べることによって報酬系の領域の活性化を抑えられていることが観察されました。
考察
理由としては、タンパク質を摂取することによって食欲ホルモンが調整されるからだと考えられます。
また、この研究では朝食に高タンパク質を摂取しています。実際、1日の始めにタンパク質をしっかり摂っておくことで、1日を通して嗜好性の食欲に打ち勝ちやすくなります。
なぜなら、1日の序盤でお菓子の誘惑に負けてしまうと、「今日はお菓子を食べちゃったからダイエットは明日からにしよう」という心理が働いてしまうからです。
【今日のクエスト】1日75gを目安にタンパク質を摂取しよう
別の研究では、1日あたり体重1kgあたり1.25gのタンパク質をとると効率的に減量できることが示されています。例えば、体重60kgの人なら75gと計算できます。
「MyFitnessPal」というアプリなら、自分が食べたものを入力することで、栄養やカロリーを算出してくれます。
↑こんな感じで、炭水化物・脂肪・タンパク質の摂取量がモニタリング可能。
【獲得経験値】
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↑1日75gの根拠となる研究を解説しています。タンパク質を増やしてダイエットしたい人は確認してみてください。
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