- コーヒーって1日どれぐらいまで飲んでいいの?
- 癌や糖尿病などの生活習慣病が怖い
今回は、コーヒーを適度に飲んで健康になろうぜ~というお話です。
1日8杯でも寿命が増える!?コーヒーの健康効果
コーヒーをたくさん飲むことはあまり良いイメージではありません。しかし、実際には極端に大量に飲まない限りは健康効果が高い優れた飲み物なのです。
実際に、2018年のアメリカ癌研究所の研究結果によると、コーヒーを飲むことで寿命がやや長くなるという結果が示されています。
観察
50万人以上の男女の被験者(平均年齢57歳)を対象に、コーヒーを飲む人と飲まない人の寿命の差について調べた結果、コーヒーを飲む人は1日8杯飲んだとしても、全く飲まない人に比べて癌・脳卒中・糖尿病などあらゆる死因で死亡するリスクが低く寿命が長かった
考察
コーヒーが寿命を伸ばす理由としては、コーヒーに含まれている抗酸化物質が体を助けてくれるからです。
ちなみに、コーヒーはインスタントコーヒーでもデカフェコーヒーでも変わらないとされています。ただし、一般的にアメリカで飲まれるコーヒーは日本のものよりも薄いので、アメリカのコーヒー8杯は日本でいうところの4杯ぐらいだと考えた方がいいでしょう。
4杯でもかなり多いように感じますが、全体的な健康を考えればそれぐらい飲んでもメリットの方が勝るよ~ぐらいに捉えておくといいでしょう。それ以上飲んでいる人はまずは4杯まで減らすことを考えてみましょう。
15時以降は飲まないように意識しよう
コーヒーにはメリットも多いですが、同時にデメリットも多いです。注意するべきは脳を興奮させる作用です。睡眠障害や不安を引き起こして生活のクオリティを下げるだけでなく、寿命も削ってしまいます。
なぜなら、睡眠の質が下がってしまうと不健康に繋がってしまうからです。
コーヒーのメリットをうまく扱うためには、コーヒーを飲むリミットを午後3時までと決めておきましょう。
というのも、コーヒーに含まれるカフェインの半減期は2~8時間とされているからです。仮に半減期を4時間とすると、その倍の8時間をかけて体内に残るのが1/4まで減ります。1/4までカフェインが減ってくれれば、睡眠への影響も最小限になります。
ですので、11時に就寝する人であれば8時間遡って午後3時までがリミットとなります。
ゴールデンタイムは起床90分経ってから
ちなみに、朝起きてすぐコーヒーを飲むよりも起床から90分ほど置いてから飲む方がいいです。というのも、朝一番は体のなかで体の中で覚醒作用が自然と起きるからです。午前6時ぐらいになると「コルチゾール」という覚醒ホルモンが分泌されます。
コルチゾールは起床から90分で分泌が緩やかになります。それ以前にカフェインを摂取してしまうと、覚醒作用が強すぎて心拍数の上昇・イライラ感・頭痛といった症状が出てしまいます。
ですから、コーヒーのゴールデンタイムは7時起床23時就寝の場合、8時半から15時の間だと考えましょう。
【今日のクエスト】1日4杯を目指してコーヒーを飲む時間帯を決めておこう
ダラダラと飲み過ぎないためには、1日のなかで飲むタイミングを決めておくのがおすすめです。なお、飲む時間帯は8時半~15時までの間に納めるといいです。
例:
- 朝起きて一仕事してから1杯飲む
- トレーニングをする前に1杯飲む
- 昼食を食べて昼寝の前に一杯飲む
【獲得経験値】
【関連記事】
コーヒーに関する研究はいろいろな記事で紹介しています。1日のなかで飲むタイミングを決めるのに参考にしてみるといいでしょう。
↑コーヒーと炭水化物を摂取することによって頭の回転が良くなるぜ~というお話をしています。勉強前の間食にコーヒーを飲むのもいいかもしれません。
↑コーヒー+昼寝の習慣で午後からの集中力がアップするぜ~というお話をしています。
↑コーヒーをがぶ飲みしてから下半身のトレーニングをすると筋肉が効率的に鍛えられるぜ~というお話をしています。
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