- 毎日頭脳をシャープにして仕事に取り組むことができる
- 億劫なことに対してフットワークが軽くなり、サクサクと仕事を終わらせることができる
- 予算や生活スタイルに合わせて、スタンディング環境を作ることができる
- いちから探す必要はなし!筆者が実際に使っているツールを紹介
座る時間が8時間以上の人は死亡リスクが15%アップ
今回の超実践では、スタンディング環境を作るためのツールやテクニックを紹介して行きます。スタンディング環境とは、立ちながら勉強や仕事ができる環境のことです。具体的なツールとしては、スタンディングデスク(立ち机)、既存のデスクを拡張することができる昇降テーブルなどです。
スタンディング環境は、これからの日本人の働き方を改革する上で必須だと思っています。なぜなら、座りっぱなしで仕事をしていると健康的なリスクが上がってしまうからです。実際に、シドニー大学の研究では1日に座っている時間が4時間未満の人に比べて、8~11時間未満の人は死亡リスクが15%上がり、11時間以上の人になると40%も上がることが示されています。
海外では「Sitting is the new smoking(座りっぱなしは新たな喫煙である)」と言われ始めています。つまり、座りっぱなしはタバコと同じぐらい健康に悪いということです。実際に、運動不足が原因で死亡する人の数は全世界で年間530万人に達しており、喫煙が原因で死亡する人とほぼ同じです。

特に、日本人は世界的に見ても座る時間が長い国です。危機感を持って座る時間を短くしていかなければなりません。
また、座りすぎは健康だけでなく仕事の生産性も落としてしまいます。理由としては、脳の調子が落ちてしまうからだと考えられています。座っている状態で体が凝り固まってしまうと全身の血液の流れが悪くなるからです。
実際に、ある研究では1日3時間以上続けて座っている人たちは記憶力や集中力のテストで成績が悪かったという結果が知られています。

↑論文の解説はこちら。
ですので、スタンディング環境をいち早く整え、自身の健康や仕事の生産性を高めていきましょう。ただ、スタンディングデスクは結構価格も高いのがネックです。部屋の中に取り入れるのもかなりのスペースと労力を使います。そこで、自分の予算や生活スタイルに合わせて様々なスタンディング環境のパターンを見て行きましょう。
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