水をたくさん飲む
血糖値を安定させるには、水をこまめに飲む習慣をつけましょう。
水をたくさん飲むことによって血液中のブドウ糖の濃度が下がっていくため、血糖値を安定しやすくなるからです。
実際に、糖尿病の患者さんは喉が渇いて水を飲みたくなるといった症状を訴えるんだとか。血糖値と水分量は深く関係しているようですね。
オリーブオイル
オリーブオイルには血糖値を安定させる働きがあるようです。
European Journal of clinical Nutrition で報告されたデータ。以下のパターンでの血糖値の変化を比較
- パンだけを食べた場合
- バターと一緒にパンを食べた場合
- オリーブオイルと一緒にパンを食べた場合
- コーンオイルと一緒にパンを食べた場合
その結果、パンだけを食べた場合は30分後に血糖値が急に上昇した。しかし何らかの油と一緒に摂取すると血糖値の上昇が抑えられており、特にオリーブオイルの効果が高かった
ですから、パスタなどの炭水化物をどうしても食べたい場合には、オリーブオイルをひと回しかけて食べるといいでしょう。
もちろん、炭水化物の前に野菜を食べる「ベジファースト」の実践も忘れずに!
シナモン
シナモンに含まれるプロアントシアニジンという成分は血糖値を抑えてくれる効果があります。
ただし、シナモンが活用されるのはそれ自体が血糖値を上げる食品が多いので注意です。(シナモンロールや八ツ橋などはNG)
スパイスとして料理に使ったり、コーヒーや紅茶の味付けとして入れるのがいいでしょう。
辛口のワイン
ワインには血糖値の上昇を抑える効果があります。
「The American Journal of clinical Nutrition」という医学誌の論文にて、以下の食事で血糖値やインスリンの変化について計測
- 白いパンを食べた場合
- ビールを飲んだ場合
- ワインを飲んだ場合
- ジンを飲んだ場合
その結果、ビールや白いパンを摂取した後は血糖値が上がりやすいが、ワインやジンの場合には血糖値があまり上がらないということがわかった。
ワインがいい理由としては、白ワインには「酒石酸」という成分が豊富だからではないかと言われています。
ちなみに赤ワインにはアンチエイジングに効果があるポリフェノールが豊富です。
ワインをたしなむ程度に飲むならむしろ健康にいいのでぜひ取り入れてみましょう。
※随時更新
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