- 生活習慣病を予防したい
- がんの術後にどんな食事をするといいの?
- 健康のためにナッツを取り入れたいけど、どれぐらい食べるのがいいの?
今回はナッツ類を積極的に食べることでがんを予防できるぜ~というお話です。
ナッツ類でがんによる死亡率が57%低かった
「ナッツ類は健康にいい」というのはよく知られている話でしょう。がんの後にナッツ類の摂取を増やすことで術後の死亡率が低くなったとされるほどの効果です。
実際に、ハーバード大学 メディカルスクールらによる研究によると、ナッツ類の摂取が大腸がんの術後の死亡率を低くするということがわかっています。
観察
2ヶ月前に手術を受けたステージ3の大腸癌患者 826 人を対象。 手術後に標準治療として 化学療法を受けた患者にナッツ類の摂取量と治療後の臨床経過の様子を比較した。
結果
- 1週間にナッツ類を2食分食べる人は 死亡リスクが57% 低かった
- なお、1食分のナッツの量はくるみ なら 7個・カシューナッツ 18個・ アーモンド 23個 ・マカダミアナッツ 11個が目安
考察
ちなみに別の研究でも、週に1.5食分のナッツ類を食べることで、大腸がんの予防効果があったという結果も出ています。ですのでナッツ類はがんの発症やがんによる死亡を防ぐのに効果的だと期待できます。
【今日のクエスト】ナッツを1日に手のひらに乗るぐらい食べよう
ステップ1:商品をチョイス
僕がよく食べているのはこちら↓のミックスナッツ。スーパーなどでも普通に売っているやつ。素焼きミックスナッツなので塩や添加物はなし。カシューナッツ・アーモンド・くるみの3種類が入ってます。
↑ミックスナッツはくるみ・アーモンド・カシューナッツの3種類が配合されているものが多い。
ステップ2:ガイドラインを確認
研究によるナッツ類1食分はくるみ なら 7個・カシューナッツ 18個・ アーモンド 23個 ・マカダミアナッツ 11個が目安。効果が確認されたのは2食分なので1週間当たりこの倍の量が目安。つまり、
1週間にくるみ なら 14個・カシューナッツ 36個・ アーモンド 46個 ・マカダミアナッツ 22個がガイドラインとなります。
ステップ2:1日20gを目安に食べよう
試しに20g掴んでみたところ、アーモンドなら7~8個・カシューナッツなら4~6個・くるみなら2~3個程度掴めました。7日食べるとするとそれぞれ7倍の量ですので、研究内の2食分のガイドラインとだいたい一致します。ですので、1日20gを目安としましょう。
手の平の真ん中に収まるぐらいが20gの目安↓
食べ方としては、
- 間食としてそのまま食べる
- 砕いてサラダなどに載せて食べる
…といった用途で活用できます。栄養価は高いですが同時にカロリーも高い食品なので、1日20g以内を守った方が無難です。
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