睡眠の質をバッチリ評価する4つの指標がこちら

ヘルスポイント

睡眠の質をバッチリ評価する4つの指標

2017年のスタンフォード大学などの系統的レビューによると、良質な睡眠の四つの条件が示されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28346153/
 
このレビューでは、過去に行われた睡眠に関する277件の研究をピックアップして精査し、良質な睡眠を取れているか客観的に見定めるためには以下のポイントが重要であると示されました。
 
  1. 眠りに落ちるまでの時間が30分以内
  2. 夜中に起きるのは1回まで
  3. 夜中に起きた場合、20分以内に再び眠ることができる
  4. 総睡眠時間の85%以上は寝床で眠っている
4に関しては、昼寝や居眠りなどの寝室のベッド以外で眠っている時間が15%を超えないという意味です。
例えば、総睡眠時間が7時間半(450分)だとしたら、その15%である67.5分が寝室以外で使われているのはよくないということです。7時間半のうち、30分(約6%)は職場のデスクで仮眠を取り、 7時間(約94%)は自宅の寝室で眠れているみたいなケースだったらOKです。
 
 
とはいえ、たった数日の睡眠状況だけで全体的な睡眠の質を評価するのは難しいです。そのため睡眠の記録を数週間取りためて客観的に評価してみるといいでしょう。
https://mind-read.info/archives/11124
↑睡眠記録に関しての記事はこちら。デジタルのノートアプリでタップするだけの簡単な睡眠記録の方法を紹介しています。

コメント