【冤罪】高血圧のリスクを5倍下げる!誤解されやすいあの料理

ヘルスポイント
この記事はこんな方にオススメ
  • 「味噌汁を飲んだら高血圧になる」と聞いたことがあるけどホント?
  • 味噌汁を手軽につくりたい

今回は味噌汁を飲む習慣をつけていこうぜ~というお話です。

 

味噌の誤解を解く。

高血圧を予防

味噌には確かに塩分も多いですが、適度に摂ればむしろ高血圧を予防することに役立ちます。

根拠となる研究

日本の研究者たちが行った研究()では、味噌汁がむしろ高血圧に効くよ~という結果が出ています。

介入

実験開始時に正常の血圧であった60人の男女を無作為に二つのグループに分け、4年以上の追跡調査を行った。その際被験者を2つのパターンに分ける

  1. 1日当たり2杯以上の味噌汁を飲む
  2. 1日1杯以下の味噌汁しか飲まない
結果

1日2杯以上の味噌汁を飲んだグループは4年後に高血圧になるリスクが5倍も低かった

理由としては、味噌の原料である大豆は味噌に含まれる塩分を相殺するだけの力があるからだと考えられます。

1日2杯でも問題ないのなら鍋で味噌汁を多めに作っておいて昼と夜に分けて食べるのもいいでしょう。1回で2食分をつくることができるので合理的です。

 

味噌は50度で溶く。

お次は味噌汁をより効果的に飲むためのポイントを解説します。

沸騰させてから10分待とう

味噌汁をつくるときに熱々のお湯に入れると損をします。なぜなら味噌に含まれる乳酸菌は50度で死滅し始めるからです。また、70度以上になれば味噌の酵母も失活します。

ですので、乳酸菌の恩恵で腸内環境をよくしたいのであれば50度で味噌を溶くといいです。お鍋でつくるときは沸騰させて10分置いて味噌を入れるのがオススメ。

 

野菜をたくさん入れる

味噌による塩分がどうしても気になるなら野菜をたくさん入れましょう

野菜にはカリウムが多く含まれています。カリウムは塩分を排出し高血圧を予防する働きがあるのです。

カリウムといったらバナナのイメージですが、実は緑黄色野菜や豆類の方が圧倒的に多いんです。

赤味噌なら朝。白味噌なら夜

赤味噌には「メラノイジン」が含まれます。メラノイジンは代謝を活発にする働きがあるので、1日の最初に摂取することで体脂肪を燃焼しやすくなります

 

逆に白味噌は夜がオススメ。白味噌にはGABAが豊富に含まれているからです。GABAはガンマのことで、リラックス効果があり睡眠の質を高める働きがあります。

 

味噌汁生活をシステム化!「混ぜるだけ味噌汁」

「もっと味噌汁を手軽に食べたい!」という方は、混ぜるだけ味噌汁をつくってみましょう。お鍋は使わずお湯と適当な器で作ることができます。

混ぜるだけ料理に関してはこちら↓

解凍して入れるだけ!ブランチング野菜を活用する「混ぜるだけレシピ」
野菜の保存に関しての記事で、ほうれん草・小松菜などの栄養が抜けやすい葉物野菜は早めに冷凍するといいよ~と紹介しました。↓ 具体的にはブランチングしてからラップ+冷凍用保存袋に包んで保存するといいです。 「ブランチング」とは冷凍する前に固茹で...

混ぜるだけ味噌汁で味噌のパワーをフル活用

材料(1杯分)
  1. 味噌(赤味噌、白味噌):小さじ1
  2. 顆粒だし:小さじ半分
  3. お湯:200ml
  4. ブランチング野菜
  5. 冷凍したしめじ
手順
  1. お湯を沸かす
  2. 混ぜやすい大きめの器にお湯を入れる
  3. 冷凍しめじ、ブランチング野菜を入れて混ぜる
  4. 顆粒だしと味噌を入れる

冷凍したしめじを入れることでお湯の温度を下げることができ、味噌の酵素や乳酸菌も死にづらくなるでしょう。なお、しめじには「アガリチン」という毒素が含まれているので生で食べるとよくないです。レンジで30秒ほど加熱したり、冷凍することで破壊できます。冷凍しめじをストックしておけばそのまま混ぜるだけ味噌汁にぶち混めばいいでしょう。

 

50度のお湯は水:熱湯1:1で

冷凍の野菜を使わない場合最初から50度のお湯を入れるのもアリです。50度のお湯は100度に沸かしたお湯と水を1:1で混ぜればできます。

例えば、200ml(1杯分)作りたいときは、100ml強のお湯と100ml弱の水を混ぜればOK。お湯を器などに移すだけでも温度は下がるのでお湯の方を少し多めに入れるのがポイントです。

 

【今日のクエスト】もう1品に迷ったら味噌汁を食べよう

1日2杯程度なら高血圧になる心配はありません。野菜をたっぷり入れて積極的に飲みましょう。

【獲得経験値】

✓味噌汁をつくって飲んだ

コメント

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