「運」をよくする科学的な方法

ヘルスポイント
この記事はこんな方にオススメ
  • 自分は他の人よりもついていないと思う
  • 自分にはあまりラッキーなことは起きないしチャンスに恵まれない

 

今回は、自分はツイていないと風に感じるのはただの思い込みかもよ~というお話です。

 

 

ポジティブな出来事の方が5倍多く起きている

一つ目の心得として、1日の中で起きる良い出来事をピックアップする癖をつけていくといいです。ネガティブな体験をすると「自分にばかりになんでこんなことが起きるんだ」と気持ちが落ち込んでしまいます。

 

 

 

しかし、実際には人生においてネガティブな出来事よりもポジティブな出来事の方が多く起こるということが判明しています。

 

根拠となる研究

アメリカのミネソタ大学のアンドリュー・マイナーが行った研究では、ネガティブな出来事の方が多いと思うのは錯覚かもよ~ということが示されています。

実験の介入

照明製造会社の社員たちにポケベルを渡し1日4回ランダムなタイミングで鳴らす。被験者の社員たちはポケベルが鳴った時に「嬉しい出来事や不愉快な出来事が起こったかどうか」とその時の気分について回答することが求められた

実験の結果
  • 調査の結果、ネガティブな出来事よりもポジティブな出来事の方が3倍から5倍多く起きていた
  • なお、ポジティブな出来事では気分が上がることもあれば気分がそこまで上がらないこともあった。
  • しかし、ネガティブな出来事が起きたときには必ず気分が落ち込む傾向がみられた

 

実験の考察

つまり、嫌なことが起きてしまった時にはその印象が強いから記憶に残りやすいだけで、実際には数としては良い出来事の方が起こっているということです。「自分がついていない」と思うのは ネガティブな記憶一点だけを思い出しているからであって、小さなポジティブな出来事もたくさん起きているはずです。

 

 

運気を上げる方法は「自分は運がいい!」と思い込むこと

「自分は不運だ」と思う人と「自分はラッキーだ」と思う人では、ラッキーだと思う人の方が実際にチャンスに恵まれやすいことが分かっています。

 

 

根拠となる研究

心理学者リチャードワイズマンが行った有名な研究を見てみましょう

実験の介入
  1. 被験者に対して自分が幸運かどうかを調べる事前調査を行う。
  2. その後。被験者たちにはある店に入ってもらう。その際、実験者は店の前に5ドル札をあえて落としておく
実験の結果
  • 事前の調査で「自分は数々の危機を乗り越えてきた」「くじがよく当たる方だ」といったように、自分のことを幸福だと思っている人ほど5ドル札に気づきやすく 店の中にいた実業家と話が弾んだ
  • 事前の調査で「自分はよく事故に巻き込まれる」「恋愛がうまくいかない」など不幸だと思っている人ほど5ドル札に気づかず店の中では誰とも喋らなかった

 

実験の考察

自分のことをラッキーな人間だと思っている人ほど実際にラッキーになる理由は、チャンスをつかむための行動を起こしやすいからです。例えば、初めての人と会った時にも「自分は運がいい!」と思っている人ほど、積極的にアプローチしていくでしょう。

結局、運というのは自分が起こす行動の数に比例すると言えます。たくさん行動すれば確かに失敗することも多いかもしれませんが、成功体験は全く行動しない人よりも多くなります。

 

 

【今日のクエスト】寝る前にラッキーなことを思いだそう

まずは「自分には意外とラッキーなことが起こっている」ということを自覚するところから始めてみましょう。

ステップ1:今日起こったラッキーなことを1つ思い浮かべよう。今!

例えば、「今日食べる分のミックスナッツを量るときに目分量だったのにピッタリ20gだった!」とか。

ステップ2:ラッキーなことを思い出す習慣を続けよう

行動のトリガーとして、

布団に潜ったらラッキーだったことを1つ思い浮かべる
…と決めておきましょう。
 
【獲得経験値】
☑️1つラッキーなことを思い出した
精神力アップ!

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。