この記事はこんな方にオススメ
- 睡眠をしっかりとれておらず、6時間より少なくなることがしばしば
- 寝ているときにいびきをかいたり、無呼吸になったりする
- 一度心臓の病気をしたことがある
6時間未満の睡眠で心疾患再発のリスクが29%アップ!
睡眠不足は心臓に負担をかけるようです。特にすでに急性冠症候群と呼ばれる心臓の病気を発症した人にとっては、睡眠の問題が再発のリスクになってしまいます。
根拠となる研究
2017年の研究によると、睡眠不足は急性冠症候群の後の冠動脈疾患の再発の原因になると指摘されています。
Short Sleep Duration, Obstructive Sleep Apnea, Shiftwork, and the Risk of Adverse Cardiovascular Events in Patients After an Acute Coronary Syndrome - PubMed
URL: Unique identifier: NCT01000727.
観察
30日以内に急性冠症候群を体験した患者13026人を対象に、多国籍二重盲目プラセボ対照試験を実施。
冠動脈系の疾患のリスクとして3つの要因をピックアップ
- 睡眠不足
- 睡眠時無呼吸症候群の有無
- シフトワークの程度
睡眠時無呼吸症候群については被験者全員にベルリン質問票に回答してもらい、睡眠時無呼吸の有無を調べた。加えて、睡眠時間とシフトワークに関してはアンケートに回答してもらった。2.5年後に中間の追跡調査を実施
結果
- アンケートにおいて6時間より少ない睡眠を報告していた被験者は主要冠動脈イベントのリスクが29%高かった
- 睡眠時無呼吸の傾向がある被験者は12%リスクが高かった
- 1週間に3回以上のシフトワークをしている人は15%リスクが高くなった
- 睡眠不足・睡眠時無呼吸症候群・シフトワークのうち、より多く当てはまるほどリスクが高かった。3つの要素をすべて満たす人はリスクが2倍高かった
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