- 寝つくまでに時間がかかりやすい
- 性格的にひねくれていてストレスが多い
今回は、日頃から物事に感謝する人ほど睡眠の質が高いぜ~というお話です。
感謝する人ほど深く・早く眠る
日頃から「今日1日で感謝することはないだろうか」と考えることが睡眠の質の向上につながるかもしれません。
実際に、マンチェスター大学のウッドたちの研究によると感謝の度合いが高い人ほど睡眠の質が高く入眠までの時間が短いということが分かっています。
実験の介入
18歳から68歳の被験者401人に対し、性格テスト・睡眠の質に関するデータの収集(※)・感謝の度合いを測る質問(※)の3つを実施する
※睡眠の質に関するデータの収集では、以下のことを調べる
- 入眠までにかかる時間の長さ
- 睡眠の深さ 睡眠の合計時間
- 昼間の活動についてのヒアリング
※感謝の度合いを測る質問では、「人生において感謝することが多い」「たくさんの人に感謝している」…といった項目にどれだけ同意できるか7段階で答えてもらう
実験の結果
- 睡眠のデータと感謝の度合いを比較したところ、より感謝の気持ちが強い人ほど入眠にかかる時間が短く、深く眠れていることが分かった。
- なお、睡眠の質は本来の性格とは関係なかった
実験の考察
感謝する人ほどよく眠れるというのは不思議な話のように聞こえますが、体の中のストレス反応に理由があると思われます。人に対して恨みつらみを重ねる人よりも、感謝してポジティブに捉える人の方が体の中でも ストレス反応が起きにくいでしょう。
実際に、精神的なストレスが睡眠の質を下げてしまうことはよく言われることです。
また、この研究では本来の性格とは関係ないということなので、性格的にひねくれている人でも意識的に感謝できる事を探してみる習慣をつけると効果が期待できるでしょう。
【今日のクエスト】寝る前に感謝の日記をつけてみよう
ステップ1:日記帳を用意しよう
ステップ2:寝る前に「今日感謝したことは何だっただろう?」と自問してみる
ステップ3:日記に書き出してみる
【獲得経験値】
☑️日記に今日感謝したことを1つ書いた
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感謝の日記が幸福度を高めるという話をしました。ちなみに毎日日記を書くよりも週1回のほうが幸福度を高めたという結果も出ています。「毎週○曜日は感謝の日にしよう」といったマイルールを決めて実践するといいかもしれません。↓

「何に感謝したらいいかがわからない」という人はネガティブビジュアライゼーションのテクニックを使うのがおすすめ。 あえて恵まれていない自分を想像することで感謝の気持ちが芽生えてきます↓

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