マインドフルネスで心疾患のリスクまで下げる!

ヘルスポイント

今回は、マインドフルネス が心疾患の予防にも役立つかもだぜ~というお話です。

 

根拠となる研究

実際に、マインドフルネス が心血管疾患にポジティブな効果があるということを示した研究があります。

Positive Associations of Dispositional Mindfulness with Cardiovascular Health: the New England Family Study
Mindfulness (the ability to attend nonjudgmentally to one’s own physical and mental processes) is receiving substantial interest as a potential determinant of h...
実験の介入

ニューイングランドファミリースタディー(※)から平均年齢47歳の382人の被験者を対象。アメリカのロードアイランド州のプロビデンスで生まれた被験者において、マインドフルネス度合いと心血管疾患のリスクの関連性を調べた。

  • マインドフルネス度合いはマインドフルネスアテンションアウェアネススケール(※2)によって測定され、今行われていることに集中できるかどうかを評価する。
  • 心疾患のリスクはアメリカ心臓協会の計測によって診断される

※ニューイングランドファミリースタディ:人間がかかる病気の原因を特定するための長期研究

※2マインドフルネスアテンションアウェアネススケール(MAAS):マインドマインドフルネス度合いのコアとなる特徴を評価するための15項目からなる質問表。それぞれの質問項目に対して、「1:よく当てはまる」から「6:ほとんど当てはまらない」の6段階で答えていく。

ロジ
ロジ

MAASで聞かれる質問には、
「今起こっていることに集中することが難しいと感じるか」
「不注意や他のことを考えていてものを壊したりこぼしたりすることがあるか」
「何らかの感情が湧いてしばらくしてからそれを意識することがあるか」

…といったものがあります。マインドフルネスに近い状態かどうかが分かるわけですね。

実験の結果

被験者のマインドフルネスの度合いが高いほど心血管疾患のリスクが低かった

実験の考察

マインドフルネス度合いを高めることによって、心疾患のリスクを下げることができるのは驚きです。理由としては、マインドフルネスな状態だとストレスを低減する効果があるからでしょう。というのも、生活だけでなく慢性的なストレスも生活習慣病を引き起こす原因のひとつです。

 

なので、呼吸に注目する瞑想などを実践してマインドフルネス度合いを高めれば、心臓に関わる病気も防げそうです。

 

【今日のクエスト】マインドフルになれるクエストを実践しよう

関連記事
薬物療法レベルでうつ病を改善する30分の習慣
マインドフルな30分で薬物治療レベルの効果が! 「マインドフルネス」とは自分の現在の感覚だけに集中し、過去や未来の心配事から離れることです。 マインドフルネスの代表的な手法は瞑想(呼吸瞑想)です。 ジョンズ・ホプキンス大学の研究によると、瞑...

↑マインドフルな状態になるために呼吸瞑想だけでなく、食事に集中することや、運動を実践することも効果的だぜ~というお話をしています。自分が取り組みやすい手法でマインドフルレベルを高めていくといいでしょう。

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。